ナビゲーションメニューを設置するときに、よくある8つの間違い
ユーザビリティは、サイトのコンバージョンを左右する最も大切な要因の一つです。
そのユーザビリティを高めるために、ナビゲーションメニューが存在するはずなのに、それが逆効果になっているサイトをよく見かけます。
このサイトまでは無いにしても、あなたもナビゲーションで大きな間違いをしているかもしれません。
今回は、そんな間違いをまとめてみました。
ナビゲーションを全て排除して、1ページだけのサイトで勝負している人も、インフォビジネスの世界でよくみかけますが、アドワーズの広告でもナビゲーションの全くないサイト(コンテンツの無いサイト)は、広告を強制的に停止されてしまったりするので、特に最近はその重要性がフォーカスされています。
その1 – 右寄せの項目
ウェブ上で、ユーザーの目の動きは、左上から右下へ向かっていきます。メニューをみるときも、左端を上から下に向かって眺めるように見ていくのです。
これが右寄せになっていると、非常に読みにくい。

目線を上下に動かすと同時に、左右にも動かさなければいけなくなるので、疲れてしまいますよね。
その2 – SEOを意識しすぎた記述
アンカーテキストにSEOでターゲットにしているキーワードを含めると、SEO的に効果があるということを知っている人も多いと思います。(知らない人は、こちらの記事を読んで頂けるとよくわかります。)
ところが、そればかりに意識が行き過ぎて、ナビゲーションの文字が読みにくくなっては意味がありません。

内部リンクのアンカーテキストも、やり過ぎはSEO的にも逆効果ですが、もしSEOの視点からして、そのナビゲーションメニューにあるアンカーテキストでリンクしたくないのであれば、ナビゲーションメニューのリンクに
rel=”nofollow”
のタグをつけて、ユーザー視点のメニューとは別のところから、SEO用のアンカーテキストでリンクを作ればOKです。
※ 訂正: 最近(2009年6月)になって、PageRankスカルプティングが機能しなくなったので、nofollow を使うのは、ちょっと考えものかも…
SEOの視点以外にも、難しい用語、曖昧な用語で、次のページに何があるのか予想がつかない記述も、メニューとしては望ましくありません。
その3 – カテゴリ分けの無いメニュー
陳列されただけのメニューでは、どこに何があるのかが瞬時に分かりません。

ユーザビリティを研究している海外の情報によると、ナビゲーションの陳列は7項目まで(最悪でも10項目まで)、それ以上になるならカテゴリ分けが必要とのレポートがありました。
もちろんそのレポートには、カテゴリ分けをした前と後でのコンバージョン率の改善に関する事例もたくさんありました。
その4 – フォーム入力画面にもメニューがある
ようやく 『買うぞ!』 という気になってくれたお客様なのに、フォーム入力画面にメニューがあると、他のことが気になってしょうがありません。

こちらの記事にも書きましたが、フォーム入力画面には、次に進むボタンや、お申込みボタン以外は、必要ありません。
思い切って、全て取り除いたバージョンをテストしてみましょう。
ちなみに、これは僕自身が実際に経験したことですが、フォーム入力画面のメニューを全て取り除いたバージョンをテストしたら、コンバージョン率が1.5倍になったケースもあります。
その5 – 今どこのカテゴリにいるか分からない
ページが少ない場合は問題ありませんが、ページが多くなってくると、ユーザーは今どこに自分がいるのか分からなくなります。
『今、サイト内のどこにいるんだろう?』 といった、余計なことを考える機会を与えてしまうと、だんだんイライラが溜まって、サイトを立ち去って行きます。

上記のイメージにあるように、メニューのハイライトで現在位置を教えてあげることもできますし、
通販トップ > スポーツ・アウトドア > 野球 > バット
のような、パン屑ナビをつけてあげるのもひとつの手段です。
その6 – 目立ちすぎのメニュー
情報サイト(情報を提供するページ)の場合であればまだしも、買い物や申し込みのページになったら、できる限りメニューは目立たなくしたほうが賢明です。
このサイトも、必要最低限の範囲で、出来る限りメニューが目立たないようなデザインにしてあります。
更には、今見ているブログの記事(情報を提供するページ)には右側にブログのメニューが表示されますが、それ以外のページに行くと、ブログのメニューは表示させないようにしてあるのがお分かり頂けるでしょうか?
それから、重要な項目とそうでない項目(実際にお客様に見てほしいページと、そうでないページ)を区別するのも忘れないでおきましょう。
例えば、会社概要やプライバシーポリシーのページは、見たい人だけが見れば良いページですし、見たい人は探しますので、目につくところにはメニューの一部として表示する必要はありません。
その7 – フレームを使ったメニュー
『今更、フレームかよ…』 と思う人もいるかもしれませんが、これをいまだに使っているサイトも存在します。
ブックマークをするときや、URLを友達に紹介するときに不便なので、フレームの使用はやめましょう。
検索エンジン的にも良くないですよ♪
その8 – プルダウンメニュー
メニューをプルダウンにすると、小さなスペースで済んでしまうため、非常に便利なのですが、プルダウンを使って表示して良いものと、悪いものがあります。
例えば、都道府県のようなものであれば、その中に何があるか容易に想像がつきますが、ユーザーが想像できない物をプルダウンの中にしまってしまうと、そもそも使用してもらえません。
プルダウンに向いているメニューとそうでないメニューの判断は、メニューを一言で表記したときに、その中に何があるかをユーザーが容易に想像できるかどうかで判断しましょう。
